売買契約後、諸費用のほとんどが確定します。オプション工事をご依頼の場合は、工事内容の確定次第となります。
諸費用が明確になりますと、住宅ローンの本審査を依頼します。
住宅ローンの事前審査を複数依頼の場合は、お客様にとってより良い金融機関を一つお選びいただき、選んだ金融機関に本審査の申し込みを行います。
必要書類が多く、意外と地味な出費になります。住民票3通前後、印鑑証明4通前後、課税証明書1通が必要です。また奥様との共有でご購入の場合は奥様の印鑑証明と課税証明書も同じ枚数必要です。
金融機関によって枚数は変わりますのでご注意ください。また金融機関によっては本審査を直接窓口で本人様が行うところもあります。
その場合は、平日の17時ごろまでの間に予約を入れます。土曜日がOKな金融機関もあります。
申込書は2種類あり、2つ共記入し、提出いたします。
1つは事前審査と同じ書類ですが、もう1つは新しく「団体信用生命保険」(「団信」と呼ぶ)という書類です。「団信」とは、万が一の時に住宅ローンが完済になる保険です。
この「団信」には、健康状態の確認として過去、現在の身体的、精神的に何かあるかを申告する書類です。何もなれば保険の加入となりますが、通院中や過去に大きな病気を患っている場合は保険加入できない可能性が高いです。
住宅ローンのほぼ全てが、保険加入が条件になりますのでご不安な場合は、住宅ローンの事前審査の時にも「団信」の申し込みが可能です。また、「団信」の加入が住宅ローンの条件とならない金融機関へのご紹介も可能です。
注意点が一つあります。本審査の承認期日です。契約時に「融資利用の特約」という住宅ローンの本審査が期日内で否決の場合に白紙解約できる特約です。
期日を超えてからの否決だと白紙解約が出来ず、違約の話になる可能性があります。ただ、車などのローンを組んだり、延滞したり、転職すると否決になる可能性が高く、その場合は自己責任での否決のため、特約の利用も認められないためご注意ください。
詳しくはいつでもお気軽に当社へご相談ください。